「小論文が書けない、助けて!」「もう、小論文が書けなくて泣いてしまう!」
受験生のみなさんにとっては、かなり深刻な悩みですね。
「じゃあ、小論文を好きになる方法を知ればいい!」
苦手意識を持っているならば、いっそのこと好きになる方法を身に付けてしまえば、その苦手意識はどこかに吹っ飛んでしまいます。
今回この記事でお伝えすることは以下になります。
- 「小論文が書けない」と泣く必要はない!
- 書けないことを助けられるのは自分だけ!
- 小論文が好きになる方法
関連記事
「小論文が書けない」と泣く必要はない
小論文が書けなくて泣いてしまう前に、まずは小論文を書けない原因を見ていきましょう。書けない原因が分かれば涙も止まり、あとは原因を取り除いて練習をすればいいだけです。
小論文が書けない原因
小論文が書けない原因は、以下の記事で解説しています。
正しい方法で練習をすれば書ける
書けない原因を知ったうえで、正しい方法で練習をすれば小論文は書けるようになります。
ただ、間違った方法で練習していれば、いつまでたっても小論文は書けるようになりません。
以下の正しい方法で小論文の書く練習をしていきましょう。
「小論文が書けない助けて!」助けられるのは自分
「小論文が書けない助けて!」
残酷な言い方ですが「それはムリ!結局助けられるのは自分しかいない!」です。
それは、私のような指導者は「こうすると書けるようになりますよ」と言えますが、言われたことを実行するのは受験生のあなたなので、自分を助けられるのは自分しかいません。
小論文が書けない自分を、自分で助けるその方法について見ていきましょう。
書く基本やルールを身につける
まず小論文を書くには、基本やルールを知らなければいけません。
まだ基本やルールを把握していない人は、以下の記事で身につけておきましょう。
問題文や資料の内容を頭に入れる
問題文や資料を読んでも、頭に入らないという受験生の声もよく聞きます。
問題文や資料の重要だと思える文言に線を引いたり、〇で囲んでみましょう。もちろん過去問ならばコピーして書き込みます。
特に資料は、まず単位や数値を見て、上昇傾向なのか減少傾向なのか、あるいは横ばいなのかを見ていきます。
このように問題や資料の内容が頭に入るように直接書き込むことで、視覚的になり頭に入りやすくなります。
問題や資料の意図が分からない場合は、模範解答の答えを参考にして問題や資料の意図を考えます。
そこで分からない言葉があれば自分で調べたり、信頼できる大人に聞きます。
また課題文がある場合で、文章の内容が理解できない場合は、要約の問題がなくても文章を要約する練習を繰り返してみます。
【あわせて読みたい】
そして練習の時は、問題の意図や内容を踏まえて書くことができているかどうかも添削で見てもらいましょう。
書く内容や意見を思い浮かべる
書く内容や意見は、問題を見て思ったことでもよいので、とにかく書いていきます。
思っただけで書く練習をしなければ、書く内容や意見というのは出てこないので、以下の記事も参考にして書く練習をしましょう。
考えを文章に落とし込む練習をする
自分の考えを文章に書くというのも、普段から自分の考えを書くクセをつけておかないとうまく書けないものです。
学校での出来事や友達との会話など、日常生活で思ったことは一言でもよいので、文章に書く習慣を身につけてみましょう。
その場で書けない場合は、思った記憶が鮮明なうちにスマホのメモ機能などを使って書いて、「なぜそう思ったのか?」「友人の考えは?」「他の関連の出来事はないか?」ということを考えて、後で手書きで書いてみましょう。
小論文が好きになる方法
小論文が苦手すぎるならば、反対に好きになってしまえばいい!
以下のことを踏まえて練習すれば、自然と苦手意識は消え小論文が好きになっているはずです。
書くテンプレートを作っておく
書くテンプレートは、小論文の構成で共通する部分をあらかじめ作成しておき、ゼロから構成を考える必要がなくなるという時間短縮になります。
【書くテンプレートの例】
*問題は何を聞いているか?
*問題のメインキーワードは何か?
本文を書くときのアウトライン(各50~100字以内)
序論:
本論:
結論:
簡単なテンプレートの例を紹介しましたが、自分なりにテンプレートを作ってプリントアウトし、小論文を書くときに毎回使うことをオススメします。
今作成しているこの記事も、私が自分で作ったテンプレートをもとに書いています。
書く内容は毎回自分で考える必要があるものの、書く構成はすでにテンプレートで決められているので、ゼロから文章を書く必要がなく時間短縮になります。
小論文は制限時間という限られた時間の中で書く必要があるので、効率よく時間内に書くことができれば本当に楽しくなりますよ。
テンプレートをもとに構成を決める
問題を読んで、自分で作ったテンプレートに当てはめ、あとは書く型をもとに書いていけばいいだけです。
以下の書く型も参考にしてみましょう。
たくさん書いて練習をする
小論文は基本の書き方、正しい練習方法を知ったら、あとは書く練習をするしかありません。
とにかくたくさん書いて練習をすることで、「この知識が少し足りないな!」などの失敗も含め上達するのが早くなりますし、上手く書けるようになれば自然と好きになります。
添削を受けて、また書く
小論文を書いたら、そのままにせず必ず信頼できる大人の添削を受けましょう。
学校の先生など、第三者の人に見てもらうことで客観的な視点で文章の評価が行えますし、自分だけでは気づかない良い点、改善点などが見えてきます。
その添削を受け、良い点は伸ばし、改善点は次に書くときに活かす。
この添削を受けた内容を踏まえて、また書く練習をすれば嫌でも自分の小論文の書く力は上達し、確実に合格へと近づいていくでしょう。
ある程度書く練習をしたら、最初に書いた小論文の答案と見比べて振り返ってみてください。「こんなに自分は上達したのか!」と達成感ややりがいを感じるはずです。
こうなると「なんで自分は、小論文が嫌いだったの?」となるのかもしれません。
小論文が好きになるのに何か特別な方法はなく、結局正しい書き方を知って書く習慣が身につけば、自然と好きになっていきますよ。
どうせ試験でやらなければいけないのであれば、嫌いなまま試験本番を迎えるより好きになって迎える方がいいですよね!
コメント