小論文の試験は今年で最後、慶應大・経済学部の小論文対策

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小論文の対策

慶應大・経済学部の小論文対策に悩んでいませんか。

60分で課題文を読み解き600字を書き上げる試験は、一見簡単そうでも実際には読解力と論理的表現力が強く問われます。

本記事では、慶應大・経済学部の小論文の出題形式や書くポイント、過去問の解答例から時間配分のコツまで、合格に必要な対策を具体的に解説します。

一般入試では、2026年度が最後の実施となる小論文試験で確実に得点するための書く型を身につけましょう。

慶應大・経済学部の小論文対策

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この記事を書いた人
飛田 弘一

小論文の独自研究家・指導者。

Amazonにて400部突破『小論文の手引き』の著者。

大学卒業後、書籍の誤字・脱字を確認する校正の仕事を経て、学生時代に小論文がまったく書けず受験で悔しい思いをした経験から、書店の小論文の参考書は延べ100冊以上を読み、また小論文の講座を30以上受講するなど、小論文の独自研究に没頭する。

そこで得た知見から、誰でも実践できる分かりやすい小論文の書き方を構築。

小論文が書けない人の気持ちを誰よりもよく分かる指導者を自任し、決して上から目線にならない丁寧な小論文の指導を心がけている。

飛田 弘一をフォローする

経済学部の小論文対策

慶應大・経済学部の小論文は60分という短い時間で2問、合計600字を書き上げる必要があります。

限られた時間のなかで確実に得点するには、出題形式を正確に把握し、求められる視点で書くことが不可欠です。ここでは合格答案を作成するための具体的なポイントを解説します。

出題形式の把握

慶應大・経済学部の小論文は毎年2問構成で出題され、1問目の「設問A」は200字以内、2問目の「設問B」が400字以内という形式が定着しています。

1問目の設問Aでは課題文の要点を説明する問題で、筆者の主張を正確に読み取る力が試されます。

2問目の設問Bでは課題文を踏まえて自分の意見を述べる論述形式となっており、与えられた条件や具体例に沿って論理的に展開する必要があります。

出題テーマは経済学に限らず、社会学や文化論など幅広い分野から選ばれるため、日頃から社会問題への関心を持つことが大切です。

試験時間は60分と短く、配点は70点と他科目より低いものの、受験者間で差がつきにくいからこそ、ミスが許されない科目といえるでしょう。

どういう視点で書くのか

小論文で最も重要なのは設問が求めていることに的確に答えることです。

設問文には具体的な指示が含まれているため、それを無視して自分の意見を述べても評価されません。

まずは設問と課題文を丁寧に読み込み、何が問われているのかを見極めましょう。

1問目の説明問題では、課題文の核心を抽出して簡潔にまとめる力が求められ、余計な具体例や装飾を削ぎ落とした答案が高評価につながります。

2問目の意見論述では、課題文の論点を土台としながら自分の考えを展開することが基本です。

独りよがりな主張ではなく、課題文で提示された視点を踏まえつつ、論理的な根拠を示して自分の立場を明確にすることで説得力が生まれます。

限られた字数のなかで要点を押さえた答案を作成するには、日頃から過去問演習を重ね、書く型を身につけておくことが合格への近道となるでしょう。

慶應大・経済学部の小論文対策

慶應大・経済学部の小論文は、2026年度入試までの実施となり、2027年度から休止されることが決定しています。

しかし、今年受験を控える受験生にとっては重要な科目であることに変わりありません。ここでは出題形式から書くポイント、試験の特性まで、合格に必要な情報を詳しく解説します。

出題形式

慶應大・経済学部の小論文は「課題文型」と「設問型」混合の出題形式で、毎年2問構成となっています。

課題文型小論文の書き方、考え方

設問型の小論文の書き方

1問目の「設問A」は課題文の内容を説明する問題で200字以内、2問目の「設問B」は課題文に関連して自分の意見を述べる問題で400字以内という指定です。

課題文のテーマは経済学に限定されず、社会学や文化論など幅広い分野から出題されています。

慶應大・経済学部の直近5年の出題テーマ

年度 出題テーマ
2025年度 有限な資源の配分 (課題文2つ)
2024年度 社会科学者の読書傾向と研究アプローチ
2023年度 志向的スタンスによる行動の合理性の解釈
2022年度 多様性の中での意思決定・問題解決と知性の役割(課題文2つ)
2021年度 アメリカの基軸通貨・基軸言語としての地位とその成立条件

直近5年間の出題テーマを見ると、2025年度は「有限な資源の配分(救命ボートの倫理・トリアージ・アファーマティブ・アクション)」(課題文2つ)、2024年度「社会科学者の読書傾向と研究アプローチ」、2023年度「志向的スタンスによる行動の合理性の解釈」、2022年度「多様性の中での意思決定・問題解決と知性の役割」(課題文2つ)、2021年度「アメリカの基軸通貨・基軸言語としての地位とその成立条件」となっており、いずれも抽象的な概念を扱う高度な内容です。

試験時間は60分と短く、この時間内で課題文を読み、構想を練り、600字の答案を完成させなければなりません。

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書くポイント

慶應大・経済学部の小論文では「知識・理解力・分析力・構想力・表現力」という5つの力が評価されます。

知識とは、慶應という私大トップレベルの大学が求める語彙力や漢字の知識、そして社会問題への深い関心です。

理解力は、60分という限られた時間で課題文の内容を素早く正確にくみとる力を指します。

分析力については、設問文を丁寧に読み込み、何が問われているのかを察知する力が不可欠です。

構想力と表現力は、200字の要点説明や400字という短い字数のなかで自分の考え効果的に伝える力であり、説得力のある論理展開や洗練された言語感覚が求められます。

たまに「ノー勉強でも合格できる」という言説がありますが、これは大きな誤解です。

実際に合格した受験生の多くは、無意識のうちに国語の授業や過去問演習を通じて対策を行っており、全く準備なしで書ける試験ではありません。

他の受験科目と同様に、しっかりとした準備が合格への道につながります。

もちろん慶應大・経済学部の赤本で「傾向と対策」は必ず読んでおきましょう。

  1. 赤本の傾向と対策を踏まえる

大学赤本シリーズ:慶應義塾大学(経済学部)

スピード勝負

経済学部の小論文は、60分という試験時間の短さが特徴です。

これは他学部と比べて圧倒的に短く、慶應SFCの120分と比較すると半分の時間しかありません。

この短時間で課題文を読み、1問目と2問目の構想を立て、合計600字の答案を書き上げる必要があるため、まさにスピード勝負といえます。

時間配分の目安としては、課題文の読解に7~8分、1問目の構想と執筆に15分、2問目の構想と執筆に30分、見直しに5分程度が理想的でしょう。

課題文を何度も読み返す時間はないため、一度の読解で要点を正確につかむ訓練が欠かせません

また、限られた字数のなかで無駄なく論を展開する技術も重要です。日頃から過去問を使って時間を計りながら演習を重ね、本番で焦らず書けるように準備しておきましょう。

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来年から小論文の試験が廃止に

慶應大・学経済学部は2027年度入試から小論文試験を廃止(休止)することを発表しました。

大学側は、小論文で測ろうとしていた「高校生にふさわしい知識・理解力・分析力・構想力・表現力」は、他の科目(特に英語や地歴・数学の論述問題)でも十分に測定できると判断したと説明しています 。

2027年度以降の慶應大・経済学部の入試方式は、A方式が英語と数学の2科目、B方式が英語と地理歴史の2科目となり、数学と地理歴史の配点は150点から200点に、試験時間も80分から100分に変更される予定です。

つまり、2026年度入試が小論文を課す最後の年となります。

現在高校2年生以下の受験生は小論文対策が不要となりますが、2026年度に受験する現高校3年生や浪人生にとっては、依然として重要な科目です。

なお、慶應の他学部では引き続き小論文が実施されるため、経済学部の過去問は今後も他学部対策の教材として活用できるでしょう。

そして小論文の入試を休止してみて、今後の入学者の学びや卒業論文の執筆力によっては再び入試として復活するということも考えられます。

慶應・経済学部の小論文入試は過去にも休止・復活という経緯をたどっており、同経済学部においては、今後も小論文の試験が完全に廃止になるとは考えにくいですね。

過去問からの例題と解答例

過去問演習は小論文対策の核となる学習です。

ここでは直近2年間の問題を取り上げ、設問の意図や解答のポイントを解説しながら、実際の解答例を示します。

過去問に取り組むことで出題傾向を理解し、本番で求められる答案の型を身につけましょう。

2024年の問題と解答例

課題文のテーマ「社会科学者の読書傾向と研究アプローチ」(課題文は省略)

(課題文の出典:加藤周一『読書術』岩波書店、1993年より抜粋)

【設問A】

下線(イ)について、自然科学と哲学・文学の違いがなぜ起こるのか、課題文に則してその理由を200字以内で説明しなさい。

【設問B】

社会科学者が下線(ア)のような読書傾向を有する理由について考え、説明しなさい。そのうえで、仮にあなたが社会科学者で、歴史上や現代の出来事を研究対象とする場合、どのような問いを、どのように立て、どのように検証していくあるいは探っていくと考えられますか。具体的な問いを一つ挙げながら、課題文に則してあなたの考えを400字以内で記しなさい。

*下線(イ)の内容:哲学にも、文学にも、歴史的な発展はある。しかし自然科学と同じ意味での進歩はありません。

*下線(ア)の内容:おおざっぱにいえば、社会科学者は、一方で必要な若干の古典を参照しながら、他方で絶えず専門雑誌を読んでいるということになります。

【設問Aの解答例】

自然科学は時代や文化、個人的な経験にかかわらずに自然の法則だけを扱う。そのため一度確認された事実は知識として万人の所有物となる。一方、哲学・文学は時代や文化、個人的な経験とも結びついて一つの定理や作品を完結させるため、時代や文化、個人的な経験の異なる後生には完全に吸収されない。ゆえに哲学・文学は、次の時代の基礎となる一面を持ちながら、他方で一時代の独立的な存在性を保ち続けるから。(191字)

【設問Bの解答例】

社会科学者が古典と専門雑誌を中心に読むのは、学問の基礎となる理論的枠組みを古典から学びつつ、社会の変化に対応した最新の実証研究を専門雑誌から吸収する必要があるためである。社会現象は時代とともに変わるため、常に新しいデータと分析手法を取り入れながら、普遍的な理論で現象を説明する姿勢が求められる。

私が社会科学者として労働市場における外国人材の受け入れを研究対象とする場合、「技能実習制度は労働者の権利保護と産業の人材確保を両立できるか」という問いを立てる。具体的には、制度利用企業や実習生へのインタビュー調査で労働条件の実態を把握し、送り出し国と受け入れ国双方の統計データを分析して賃金格差や離職率の推移を検証する。さらに先行研究の理論を援用しながら、制度が抱える構造的問題を明らかにし、労使双方にとって持続可能な制度改善に向けた政策提言を行っていくと考えられる。(381字)

2025年の問題と解答例

課題文のテーマ「有限な資源の配分」(課題文2つ:課題文は省略)

(課題文Ⅰの出典:松島斉『サステナビリティの経済哲学』岩波新書、2024年より抜粋)

(課題文Ⅱの出典:南川文里『アファーマティブ・アクション 平等への切り札か、逆差別か』中公新書、2024年より抜粋)

【設問A】

課題文Ⅰで言及されている「救命ボートの倫理」と「トリアージ」の違いについて説明した上で、ハーディンの説明がサステナビリティの精神とかけ離れている理由について200字以内で説明しなさい。

【設問B】

課題文Ⅱにおけるアファーマティブ・アクションの事例は技能や教育機会という希少な資源の割り当ての一例であると考えられる。課題文Ⅰ、Ⅱに即して、アファーマティブ・アクションはトリアージと、目的、プロセスの面からどのように異なるのか説明しなさい。その上で、これからの社会において希少な資源の割り当てとして、どのようなものが考えられるか、理由とともに説明しなさい。これらについて、合計400字以内で記しなさい。

【設問Aの解答例】

救命ボートの倫理は、緊急時における資源配分の判断に際し、生産性や社会的地位を優先するのに対し、トリアージは生産性や社会的地位などの力の論理を排して緊急時の治療の優先順位をつける医療行為である。前者におけるハーディンの説明がサステナビリティの精神とかけ離れているのは、先進国の生産性や社会的地位を優先し、途上国も含め世代間の公平性や長期的視点で資源を管理するという配慮に欠けているからである。(195字)

【設問Bの解答例】

トリアージは緊急時に限られた医療資源で最大限の命を救うことを目的とし、医学的基準に基づいて客観的に優先順位をつけるプロセスである。一方、アファーマティブ・アクションは歴史的に不利な立場に置かれた集団の機会を拡大し、社会的不平等を是正することを目的とする。プロセスにおいても、前者は生存可能性という明確な基準で判断するのに対し、後者は個人の能力だけでなく社会的背景や集団の代表性を考慮した総合的評価を行う点で異なる。

そして、これからの社会で考えられる希少な資源の割り当てとして、AI技術者やデータサイエンティストの育成機会が挙げられる。デジタル化が急速に進む中、こうした専門人材は限られており、地域間や所得階層間での教育格差が新たな不平等を生む可能性がある。誰もが平等に先端技術を学べる環境を整備することが、持続可能な社会の実現に不可欠である。(370字)

過去問演習のポイント

過去問演習で最も重要なのは、ただ解くだけでなく解答の型を体得することです。

経済学部の小論文は毎年2問構成で、設問Aが説明問題、設問Bが意見論述という形式が定着しているため、この型を繰り返し練習することで本番での対応力が飛躍的に高まります。

まず過去問は最低でも3年分、できれば5年分に取り組み、出題テーマの傾向や頻出する概念を把握してください。

演習の際は必ず時間を計り、60分という制限時間内で課題文を読み、構想を練り、600字の答案を完成させる訓練を積みましょう。

また、書いた答案は必ず第三者に添削してもらうことが重要です。

自分では気づかない論理の飛躍や表現の曖昧さを指摘してもらうことで、客観的な文章力が養われます。

過去問演習を通じて、設問の要求を正確に読み取り、課題文の論理構造を把握し、限られた字数で的確に答える力を磨いていきましょう。

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