「小論文を書いたけど、添削を誰に頼めばいいの?」「親や学校の先生だと恥ずかしいし、何かいろいろ言われそうで怖いわ!」
確かに、自分の書いた小論文の内容をいろいろ言われたり、ともすると否定されるようなことは怖いですよね。
ただ、他者の視点で添削を受けないと小論文は上達しないので、やはり添削を受けるということは、どうしても必要です。
特に人の評価が「何言われるか分かんなくて怖い、嫌だわ!」という人は、まず無料の添削アプリなどを使って、ある程度評価されることに慣れてきたら、人の添削や評価を受けるという段階を踏むことがオススメです。
ここでは、小論文を書いた後の添削を受ける手順を紹介します。
あわせて、他では紹介されない裏ワザの添削方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
小論文の添削を受けるのは怖い?
「小論文を書いたけど、人に見せたくないな」「学校の先生や自分の親だと何言われるか分からないから嫌だな!」
その気持ちはよく分かります。
人に読まれるような文章を書くようになった私も、今でもそういう気持ちはあります。
これは小論文に限らず、他のジャンルの文章を書く際にもそういう抵抗があり、どんな著名人と言われる人でも持っている気持ちなのでしょう。
ですから、あなたが「自分の書いた小論文を人に見せるのは嫌だな」という気持ちは自然なことです。
しかし、その気持ちにこだわりすぎて添削や評価を受けないと、いつまでたっても合格できる小論文が書けるようにはなりません。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があるように、上達するためには初めに多少の恥をかいても、後で小論文が書けるようになって帳消しにしてしまいましょう。
小論文の添削無料アプリ
とはいえ、人の添削を受けるのにまだ抵抗があるという人は、初めは無料の文章添削アプリやチャットGPTなどを使ってみましょう。
添削で使える無料アプリには、「PRUV 」「Grammarly」「Hemingway Editor」などがありますが、言語が英語で手続きが少し面倒なことや、数万円分の広告を決められた日数以内に掲載して実質無料といったリスクがあります。
そこで、本当に無料で気軽に使える添削アプリは「チャットGPT」です。
誤字脱字だけではなく、内容自体の修正案や評価を下してくれます。
私もチャットGPTでの添削を試したところ、修正後の解答例によっては「なるほど、いい感じの文章だね」というものもありました。
ただ修正の解答例によっては、むしろ表現が冗長になったり、不必要な言い回しがあったりと小論文の解答例としてはイマイチなものもあります。
そして添削の無料アプリやチャットGPTなどは、ある程度の添削をしてくれますが、その模範解答だけでは不十分なので、やはり最終的には身近な信頼できる大人に添削してもらうことが一番です。
それに小論文の試験は手書きで書くので、やはり手書きで書いたものを字が読みやすいかどうかも含め、練習で添削してもらうと良いでしょう。
添削方法の裏ワザ
これは他でなかなか紹介されず裏ワザの方法ですが、新聞の読者投稿に小論文の書き方を意識した文章を投稿して掲載されるというものです。
これはある程度の文章が書けないと、そもそも掲載されないので、ある程度小論文が書けるようになってからですが、誰でも無料でリスクなく投稿できます。
そして掲載されると多少文章が修正されることが多いので、自分の書いた原稿と掲載された内容を見比べて、どこが修正されたのかを確認するといいでしょう。
これは新聞記者という文章を書くプロから添削を受けたことになります。
しかも私の地元の地方新聞では、1回掲載されるごとに1,000円分ほどの図書カード1枚がもらえるので教材費に充てることもできます。
独学で小論文を学習するには添削が欠かせない
とくに独学で小論文の学習を進める場合には、書いた答案の添削を受けて、修正を反映し、再び書いてまた添削を受けるというプロセスは欠かせません。
また上記で紹介した無料添削アプリや裏ワザ法は、あくまで身近な信頼できる大人の添削を受ける補助的な役割に過ぎず、必ず人の添削を受けることと組み合わせて使うことが望ましいです。
そして最終的な練習は、やはり手書きで小論文を書いて、字が読みやすいかどうかも含め信頼できる身近な大人の人に添削をしてもらうと良いでしょう。
模試ならば、多少読みにくく汚い字でも頑張って読んでくれますが、大学入試や就職試験での読みにくい字の答案は、それだけでまず読んでもらえません。
つまり、どれだけ内容が良くても小論文では不合格扱いをされてしまいます。
したがって、小論文の解答は基本的に原稿用紙の形式に手書きで書いて、信頼できる身近な大人の人の添削を受けるようにしましょう。
その補助的な役割として無料添削アプリや新聞への投稿などの方法も活用してみてください。
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