小論文の課題文型の練習問題でも、無料アプリやサイトを利用する!

当サイトでは、アフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
当サイトでは、アフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
小論文の学習法

「勉強しなきゃ…」と思いつつ、小論文の練習方法に悩んでいませんか?

添削を誰に頼めばいいのか、どう練習すればいいのか分からず、不安を感じている受験生は多いものです。

本記事では、スマホ一つで手軽に始められる小論文練習アプリや、質の高い添削が受けられる練習サイトを紹介します。

さらに、課題文型の練習問題での効果的な取り組み方も解説。AIを活用した添削方法も含め、時間や場所を選ばず効率よく小論文力を磨く方法が分かります。

小論文対策に悩むあなたも、この記事を読めば今日から効果的な練習をスタートできるでしょう。

  • 無料アプリやサイトの活用法
  • 課題文型の小論文でのAI活用法

関連記事

小論文の添削、無料アプリや裏ワザ公開!「添削どうする?」がスッキリ!
「小論文を書いたけど、添削を誰に頼めばいいの?」「親や学校の先生だと恥ずかしいし、何かいろいろ言われそうで怖いわ!」 確かに、自分の書いた小論文の内容をいろいろ言われたり、ともすると否定されるようなことは怖いですよね。 ただ、他者の視点で添...
この記事を書いた人
飛田 弘一

小論文の独自研究家・指導者。

Amazonにて400部突破『小論文の手引き』の著者。

大学卒業後、書籍の誤字・脱字を確認する校正の仕事を経て、学生時代に小論文がまったく書けず受験で悔しい思いをした経験から、書店の小論文の参考書は延べ100冊以上を読み、また小論文の講座を30以上受講するなど、小論文の独自研究に没頭する。

そこで得た知見から、誰でも実践できる分かりやすい小論文の書き方を構築。

小論文が書けない人の気持ちを誰よりもよく分かる指導者を自任し、決して上から目線にならない丁寧な小論文の指導を心がけている。

飛田 弘一をフォローする

小論文の練習アプリ

小論文対策に効果的なアプリやオンラインツールを活用することで、時間や場所を選ばず効率的に練習できます。また、プロの指導を受けるよりも費用を抑えながら、質の高い添削や情報収集が可能です。

以下では、特にオススメのアプリについて詳しく紹介します。

まず小論文の対策おさらい【4手順】

まず以下の4手順で、小論文を書くと上達していくので、それぞれおさらいしておきましょう。

① 書き方の基本を押さえる
② 実際に書く
③ 添削を受ける
④ 添削で受けた改善点をもとに、また書く

④ 添削で受けた改善点をもとに、また書く

添削で受けた改善点は修正し、「ここは良く書けている」と良い評価を受けたところは次に回答を書くときも活かしましょう。

書く際の知識の付け方はコチラ

本を使った小論文7つの勉強法
新聞を使った小論文対策

オススメのアプリ

対策の手順を身に付けたら、実際に書いて添削を受けます。

添削の際に、最初から人に見てもらうのは「恥ずかしいし、何言われるか分からないから気が引ける」という人は、無料の添削アプリを利用してみましょう。

小論文練習に役立つアプリは数多く存在しています。

まず注目したいのは、文章添削に特化した「Grammarly」や「Hemingway Editor」です。これらは文法チェックだけでなく、文章の明瞭さや読みやすさまで指摘してくれるため、論理的な小論文作成に役立ちます。

ただ、これらは文法や誤字脱字のチェックが中心で、内容面まで完全に添削されるものではないことを覚えておきましょう。

  1. 小論文の添削アプリ

また、情報収集には「スマートニュース」や「ヤフーニュース」「CNN.co.jp」がおすすめです。

時事問題は小論文のテーマになることが多く、日頃から多様な視点で社会を見る習慣をつけられます。

通学中など移動時間を有効活用したい方には、音声で情報を得られる「VOICY」も便利です。

ただこれらの内容は鵜呑みにせず、事実関係の確認や記事の見解などは自分で考えてみることをオススメします。

また、人による添削を希望する場合は「ココナラ」のようなスキルマーケットが活用できます。

自分の志望校や分野に詳しい講師を選んで、個別に添削を依頼できるのが魅力です。

無料で基本機能を使えるアプリも多いため、複数組み合わせることで効果的な小論文対策が可能になります。

小論文の添削まとめ

オススメの小論文の練習サイト

ここでは小論文の練習をするにあたってのオススメのサイトを紹介します。

手前味噌だが、このサイト

自分で言うのもなんですが、小論文の基礎から実践練習まで体系的に学べ、考え方や添削の方法まで学べるこのサイトがオススメです。

・どこよりも分かりやすい【小論文の書き方】

無料ですべて見ることができ、練習や試験本番での書き方など、もれなく実戦的に使うことができます。

小論文の課題文型の練習問題でもAIを活用する

ここでは課題文型の練習問題で書いた解答を、ClaudeやチャットGPTといったAIに「添削と評価」をしてもらったサンプルを紹介します。

対象サンプル

【例題】:下の文章を読んで、あなたの考えを800字以内で書きなさい。

〔課題文〕

あなたは「葬式」という言葉を聞いたとき、どのような光景を思い浮かべるだろう。亡くなった人を偲び、悲しみの涙が見られ、生老病死の中でもっとも悲しく、否定的なものと見られることが多い。ところが、アフリカのある民族では、色とりどりの棺に亡くなった人を入れ、そのまわりで人々が踊り、祭りでも行うかのように楽しく笑って死者を送るのだそうだ。それは、あの世でも故人が楽しく暮らせるように、現世の最期に笑って死者を送り出すという考え方からきている。日本では到底考えられないことだが、世界にはそういう考え方をする民族もいるのだそうだ。

〔解答例〕

「葬式」において、笑って死者を送り出すというアフリカのある民族のように、私たちは違う考え方や価値観、さらにその背景を知ることで、自分たちの考えが相対的なものだと気づかされる。とくに海外留学の経験がある人は、そのことをよく実感できるだろう。しかし、海外留学の経験がなくても実感できる場面はある。

私は以前、コンビニのアルバイトで、アルバイトに入ったばかりのブラジル人留学生に、「店員の引き継ぎは夜の7時だから、その時間に来てね」と伝えた。ところがその留学生は、夜の7時40分になってコンビニに来た。私が怒って、「どうして夜の7時に来てと言ったのに、こんなに遅刻したの」と聞いたら、「ブラジルでは、夜の7時から7時59分までが夜の7時だから、遅刻はしていないよ」とのことだった。

このとき私は、日本とブラジルとでは時間の考え方が違うことに気づかされた。なるほど、日本とは時間の考え方が違うのならば、「日本では夜の7時というのは、7時ちょうどに間に合うまでという意味だから、遅くとも夜の6時55分までには到着してね」と伝えなければいけなかったのだ。 このように、相手の考え方や価値観の違い、その背景を理解しようとせずには物事はうまくいかない。自らの考え方や価値観を絶対的なものとみなし、違う考え方や価値観の相手を、相手の説明も詳しく聞かず、その背景も考えてみることなく排除しようとすれば、異文化交流はおろか、同じ日本人どうしでも物事はうまくいかないだろう。

私たちはつい、自分の考えや価値観、自国の文化や習慣を絶対的なものとみなし、異なる考えや価値観、他国の習慣を「おかしなもの」とみなしがちだ。しかし、異なる考えや価値観の背景を知り、理解しようと努力すること。その上でこちらの考えを相手に分かりやすく伝えることが、国際化が進む現代においては、ますます重要となってくる。(776字)

この課題文を踏まえた解答の評価と添削をして」と指示を出して、ClaudeやチャットGPTにお願いしました。

Claudeによる添削と評価

解答の評価と添削

この解答は全体的に優れた内容です。課題文を踏まえ、「価値観の相対性」というテーマを適切に理解し、個人的な体験を用いて説得力のある文章になっています。以下に評価と改善点を示します。

評価点

  • 課題文の「葬式の文化の違い」から「価値観の相対性」という本質的なテーマを読み取っている
  • 具体的な体験談(ブラジル人留学生とのエピソード)を効果的に用いて説明している
  • 字数制限(800字以内)を守っている(776字)
  • 「自分の価値観の絶対視」という問題点と「相互理解の重要性」という結論が明確

改善点

  1. 導入の接続性: 冒頭の文が長く、やや冗長です。課題文との接続をより明確にできるとよいでしょう。
  2. 事例の関連性: ブラジル人留学生の時間に関するエピソードは興味深いですが、「葬式」という課題文のテーマとの関連性をより強調できるとよいでしょう。
  3. 論理展開: 「海外留学の経験」への言及は本論の中心からやや逸れています。
  4. 結論部分: 結論は良いですが、課題文の葬送文化の話題に再度触れると、より一貫性が増します。

添削案

「葬式」において、笑って死者を送り出すというアフリカのある民族の例は、文化による価値観の違いを端的に示している。一見すると衝撃的なこの習慣も、その背景にある「故人が楽しく暮らせるように」という思いを知れば理解できる。このように異なる文化や習慣を知ることで、私たちは自分たちの考えが絶対的なものではなく相対的なものだと気づかされる。

私が実際に経験した出来事でも、この価値観の相対性を実感した。コンビニのアルバイトで、ブラジル人留学生に「店員の引き継ぎは夜の7時だから、その時間に来てね」と伝えたところ、その留学生は7時40分に到着した。怒って理由を尋ねると「ブラジルでは、夜の7時から7時59分までが夜の7時だから、遅刻はしていない」と答えた。このとき私は、日本とブラジルでは時間の捉え方が根本的に異なることに気づかされた。

葬式の例も時間の解釈も、どちらも「当たり前」の認識が文化によって大きく異なることを示している。自分の考え方や価値観を絶対視せず、異なる背景を持つ相手の視点を尊重することが重要だ。相手の説明を詳しく聞き、その背景を考えなければ、文化間の交流はおろか同じ文化の人々の間でも理解は深まらない。

現代の国際化社会では、葬送儀礼のような深い文化的習慣から日常の時間感覚まで、異なる価値観を持つ人々と共存することが求められている。そのためには、違いを「おかしなもの」とみなすのではなく、相手の考えの背景を知り理解しようと努力すること、そして自分の考えも相手に分かりやすく伝える姿勢が不可欠である。(777字)

チャットGPTによる添削と評価

【評価ポイント】

1. 課題文の主旨を正確に受け止めている

  • 「葬式を笑って送る文化」から、「価値観は相対的なものである」という課題文の主張をしっかり抽出。

  • 異文化理解の重要性という方向で論を展開しており、的を射ています。

2. 具体例が生きている

  • コンビニでの留学生とのやりとりという、自分の体験を具体的に描いており、読者にとってイメージしやすく説得力があります。

  • 特に、時間の捉え方の違いは文化差のよい例です。

3. 論理の展開がスムーズ

  • 序論→本論(具体例)→結論、という構成が明確で、読みやすく整理されています。

  • 各段落のつながりも自然で、無理のない流れです。

4. 字数配分が適切

  • 776字で、800字以内におさまりつつ、内容は充実しており、字数に余裕がある中で言いたいことをしっかり伝えています。


🔧【添削ポイント(あえて挙げるなら)】

1. 主張を最初にもう少し明確に

  • 冒頭文に「自分はこう考える」という主張がやや曖昧。
     → 例:「私は、異なる文化や価値観に触れることで、自分の考え方が相対的なものであることに気づかされると考える。」など、やや明示的に主張を立ててもよい。

2. 言葉の繰り返しを避ける

  • 「考え方や価値観」「相手の考え方や価値観」などの表現が複数回出てくるため、多少くどく感じられる部分があります。  → 例:「文化的背景」や「習慣」、「ものの見方」などに一部言い換えると、文にリズムが生まれます。

3. 結論部を少し締める

  • 最後の「ますます重要となってくる」で終わっていますが、余裕があるなら一文加え、「そのために私たちは、異なる文化と出会ったときこそ、立ち止まって理解しようとする姿勢を忘れてはならない」などと締めると、印象が強まります。


✍️総合評価:A(非常に良い)

内容・構成・論理性・具体性のバランスが取れた優れた文章です。実際の入試でも高得点が期待できる出来であり、表現をさらに磨けば文の質は一層向上します。

模範解答(797字)

「葬式」と聞くと、多くの日本人は悲しみに包まれた厳かな場面を思い浮かべるだろう。しかし、アフリカのある民族のように、死者を笑顔で送り出す文化も存在する。このような価値観の違いを知ると、自分たちの考えが決して絶対的なものではないことに気づかされる。私は異文化との出会いを通して、そうした相対的な視点の大切さを実感したことがある。

それは、コンビニでアルバイトをしていたときのことだ。ある日、新しく入ったブラジル人留学生に「引き継ぎは夜7時だから、その時間に来てほしい」と伝えた。ところが彼が来たのは7時40分。遅刻だと思い注意すると、彼は「ブラジルでは7時から7時59分までが“夜の7時”だから、遅刻ではない」と返してきた。そのとき初めて、国によって時間の感覚や常識が異なることを知った。

この経験から学んだのは、相手の文化的背景を理解しようとしない限り、円滑な関係は築けないということだ。自分の常識を基準に相手を一方的に責めるのではなく、まずは違いを認め、受け入れる姿勢が必要である。日本に住んでいれば、日本の常識が正しいと信じて疑わないかもしれないが、それは他の文化においても同じである。

異なる価値観に触れたとき、「おかしい」と拒絶するのではなく、「なぜそう考えるのか」と背景を知ろうとする努力こそが、真の理解への第一歩だ。国際化が進む現代において、文化や習慣の違いは日常の中にもあふれている。それらを乗り越えるためには、異なる立場を理解しようとする想像力と、自分の考えをわかりやすく伝える力の両方が求められる。

私たちは、自分たちの考えが当たり前だと思い込まず、他者の視点から物事を見つめ直すことを心がけるべきだ。その姿勢こそが、他者と共に生きる社会を築く第一歩になると私は信じている。

ClaudeやチャットGPT、それぞれのAIに添削されるというもドキドキしますが、割合良い評価でよかったと思う反面、「やはり改善点はあるのね」という気持ちですし、その改善点を踏まえた模範解答というものなかなか要点を押さえた解答を出してくれます。

しかし、数年前なら内容まできちんと添削や評価できるAIもなかったのに、進歩しているなという印象です。

もちろん、この添削と評価は参考であって実際に信頼できる大人にも見てもらうと良いでしょう。

ただ、資料型やテーマ型など他の問題形式の小論文の添削と評価に十分使え、何より無料で気軽に使えるので、小論文の練習にもぜひ活用することをオススメします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました